JNC株式会社(東京都千代田区、社長:後藤 泰行)は、鹿児島県姶良郡湧水町に所有する栗野発電所の改修工事を完成させ、新たに営業運転を開始しましたのでお知らせいたします。
当社グループは、先端化学企業として液晶材料や有機EL材料の研究開発及び製造販売を基幹事業とする一方、環境・エネルギー分野も重要な事業ドメインと位置づけています。国内に13ヶ所の水力発電所(最大出力合計93,400kW)、4ヶ所の太陽光発電所(同16,000kW)を保有し、再生可能エネルギーによる発電事業に取り組んでいます。
栗野発電所は、鹿児島県川内川から取水する流れ込み式水力発電所です。当社は2013年度より既存の水力発電所の大規模改修工事を順次進めており、その中で営業運転を開始するものとしては本発電所が初となります。水車・発電機等を高効率な機器へ更新することで、認可取水量を変えずに最大出力を200kW(約9%)増強しました。
水力発電は、二酸化炭素排出量が少なく、環境に優しい貴重な純国産のエネルギーです。当社は、これまで培ってきた発電技術を活かし、周辺環境に配慮しながら将来にわたり安全安定運転によるエネルギーの供給で社会に貢献してまいります。
<事業の概要>
(1)発電所(所在地) |
栗野発電所 (鹿児島県姶良郡湧水町) |
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(2)最大出力 |
改修前 |
2,200kW |
改修後 |
2,400kW(一般家庭 約3,500戸分の年間発電量) |
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(3)投資金額 |
約14億円 |
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(4)工事着工 |
2013年6月 |
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(5)営業運転開始 |
2015年9月4日 |
以上
栗野発電所
竣工式の様子 9月28日実施